さくらAIラボを開業してから、約4か月。
開業とほぼ同時に開発を始めた、弊社オリジナルの「書類作成支援システム」がようやく完成しました。
そして、このシステムを皆さんに知っていただく場所として、これまでのLP(ランディングページ)を改め、さくらAIラボのホームページも新たに公開しました。
今回は、その2つをご紹介します。
1.AIと会話するだけで書類を作成
今回開発したのは、AIとの対話を通じて書類を作成できるシステムです。
使い方は難しくありません。
公式LINEから利用し、AIからの質問に答えていくと、必要な情報が整理され、書類が作成されます。
パソコン操作が苦手な方でも、普段LINEを使うような感覚で書類を作れる。
そこを一つの目標にして開発しました。
現在はお試し版として、月10回まで無料で利用できます。
ぜひ実際に触ってみてください。
もしかすると、吉野町で作られたAIアプリとしては初めて……かもしれません(笑)。

2.ChatGPTとも、一般的な業務ソフトとも違うものを
普段からChatGPTなどを使っている方にとっては、
「AIと会話して書類を作る」
ということ自体は、それほど目新しくないと思います。
今回のシステムで試したかったのは、むしろその先です。
ChatGPTなどの生成AIは、自由度が高く、いろいろなことに対応できる反面、毎回まったく同じ結果になるとは限りません。
一方、一般的な業務ソフトは、決められた処理を安定して行うことは得意ですが、想定外のことには対応しにくい。
そこで、
AIの柔軟さ
従来システムの安定性
この両方を組み合わせることを考えました。
AIに任せた方がよい部分はAIに。
システムで固定した方がよい部分はシステムに。
今回の書類作成支援システムは、そんな「AIと従来システムの良いところ取り」を目指して作った最初のシステムでもあります。

3.4か月で完成。開発期間は従来の約3分の1に
今回の開発には、約4か月かかりました。
要件定義、基本設計、詳細設計、コーディング、そしてテスト。
AIを開発そのものにも活用することで、私のこれまでの経験と比較すると、従来のシステム開発のおよそ3倍のスピードで完成まで進めることができました。
もちろん、何でもAIに任せれば速くなるわけではありません。
実際にはAIが作ったものを修正したり、思うように動かず何度もやり直したりと、かなり苦戦した部分もありました。
それでも今回の開発を通じて、
「AIを使って開発する」だけでなく、「AIを組み込んだシステムを作る」
ための基盤を、一つ形にすることができました。
これは今回のシステムそのもの以上に、大きな成果だったと感じています。
4.そして、ホームページも作りました
システムが完成すると、もう一つ問題が出てきました。
「これをどこで紹介するのか?」
これまでのさくらAIラボのLPは、開業時にまず事業を知っていただくために作ったものでした。
ただ、事業を進めるにつれて、
「結局、さくらAIラボでは何ができるのか?」
が少し分かりにくくなってきました。
そこで今回、システムやサービス、開発実績などを継続して紹介できるよう、LPからホームページへ作り直しました。
こちらも、もちろん自社制作です。
まずは今回のシステム公開に間に合わせることを優先したため、ホームページ自体はまだスタートしたばかり。
これから少しずつ、さくらAIラボらしいホームページに育てていく予定です。
5.ようやくスタート地点へ
私自身、本格的なシステム開発は約5年ぶりでした。
久しぶりの開発で勘を取り戻すところから始まり、開発環境を整え、AIを使った新しい開発方法を試し、AIをシステムへ組み込む方法を考える。
思っていた以上に苦労しました。
それでも、
自分たちで考え、自分たちで作り、自分たちで公開する。
そこまで一通りできる環境が、ようやく整いました。
書類作成支援システムの完成は一つのゴールですが、さくらAIラボとしては、ようやくスタート地点に立てたところだと思っています。
まずはぜひ、今回の「書類作成支援システム」を触ってみてください。
そして、使いながら少しだけ、ご自身の仕事に置き換えて考えてみてください。
「この紙を写真に撮るだけで、データにできたら」
「必要なことを会話で伝えるだけで、Excelができたら」
「パソコンへの入力作業を、LINEで話すだけにできたら」
「毎回作っているWordの書類を、AIが作ってくれたら」
今回のシステムで使っている、画像解析、AIとの対話、情報整理、Excel・Wordの生成は、書類作成以外のさまざまな仕事にも応用できます。
「うちのこの作業にも使えるんじゃないか?」
そんなことを感じていただけたら、ぜひ一度ご相談ください。
今回完成したシステムは一つのサービスですが、そこで使っている技術を、それぞれの現場の困りごとに合わせて組み合わせていく。
それが、さくらAIラボがこれからやっていきたいことです。

